2020年10月30日金曜日

富士フイルム:「CALNEO Compact」新発売【No.260】

 今日の気になる医療ニュースです!


【富士フイルム:クリニック向けX線診断システム「CALNEO Compact」新発売】

*紹介*
富士フイルム(株)は,コンパクトタイプのクリニック向けX線診断システム「CALNEO Compact(カルネオ コンパクト)」を,
富士フイルムメディカル(株)を通じて10月29日より発売するというニュース記事です。

*抜粋*
主な特徴
(1)設置場所を選ばない小型設計
(2)操作性の向上
(3)低線量でも高画質なX線撮影を実現
(4)AI技術を用いて開発したポジショニングナビ機能により再撮影を低減
(5)見やすい角度計を実装

*感想*
公式のページはこちら

以上です。

2020年10月29日木曜日

「飛沫感染防止用具使用による音声の聞こえ難さ」に関する実験結果【No.259】

 今日の気になる医療ニュースです!


【「飛沫感染防止用具使用による音声の聞こえ難さ」に関する実験結果を発表】

*紹介*
ユニバーサル・サウンドデザイン株式会社 聴脳科学総合研究所は、
地方独立行政法人東京都立産業技術研究センター(以下『都産技研』)と共同で
「飛沫感染防止用具による音声減衰の調査」を実施しましたというニュース記事です。

*抜粋*
本調査では、新型コロナによるマスクやフェイスシールド着用、
アクリルパネル越しでの会話の聞こえにくさを把握することを目的に、
マスク、フェイスシールド、アクリルパネルを使用した場合と使用していない場合との
音圧レベル差を分析。
調査結果では、マスク、フェイスシールド、アクリルパネルを使用すると
音声の子音の聞き取りに影響を与える周波数帯域で大きな減衰が発生、
フェイスシールド着用では中音域の不自然な増幅が発生し、音声の明瞭度が低下することが判りました。

*感想*
マスクはそこまで感じたことなかったですが、しっかりしたアクリルパネルは
ほんとうに聞こえづらいものありますよね、、、
最後に紹介されている商品はいろんなところで需要ありそうですね

マスクだと口の動きがわからないので、
難聴の人など読唇術が使ってた人はさらに困ってそうですね。

以上です。

2020年10月28日水曜日

内視鏡診断支援機能「CAD EYE™(キャド アイ)」新発売【No.258】

 今日の気になる医療ニュースです!


【富士フイルム:内視鏡診断支援機能「CAD EYE™(キャド アイ)」新発売】

*紹介*
富士フイルム(株)は,AI技術を用いて大腸内視鏡検査時におけるポリープなどの病変の検出
および腫瘍性もしくは非腫瘍性の鑑別を支援する
内視鏡診断支援機能「CAD EYE™(キャド アイ)」を搭載した
ソフトウェア「EW10-EC02」を富士フイルムメディカル(株)を通じて11月30日より発売するというニュース記事です。

*抜粋*
同社は,この課題に対し,波長の異なる複数の光の発光比率を変えて臓器の粘膜表層の
微細な血管や構造などを強調して表示する機能「BLI」※9や,
画像の赤色領域のわずかな色の違いを強調して表示する機能「LCI」※10などの
画像強調機能を用い,炎症の診断や微小な病変の発見をサポートする内視鏡システムを提供してきた。
今回提供する「CAD EYE」は,これらの画像処理技術を基に培ったAI技術を活用して,
大腸ポリープなどの病変の検出および鑑別をサポートする内視鏡診断支援機能。
CAD EYEを使用した際に内視鏡専門医並みの検出および鑑別ができることを目指して開発した。

*感想*
当社内視鏡システム「ELUXEO 7000システム」、「LASEREO7000システム」、
および「6000システム」を活用した下部消化管用スコープでの検査時に使用することができます。とのことです。

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【注目ニュース】

以上です。

2020年10月27日火曜日

おくすり連絡帳「Pocket Musubi」がLINEで利用可能に【No.257】

 今日の気になる医療ニュースです!


【カケハシ:おくすり連絡帳「Pocket Musubi」がLINEで利用可能に】

*紹介*
株式会社カケハシは、これまでiOS版のみ提供していた
おくすり連絡帳「Pocket Musubi」(以下「Pocket Musubi」)が、
「LINE」で利用可能となりましたというニュース記事です。

*抜粋*
2020年9月に改正薬機法が施行され、薬剤師による「服薬期間中のフォローが義務化」されました。
厚生労働省により策定された「患者のための薬局ビジョン」(2015年)において、
薬局業務を「対物から対人中心にシフト」することが提唱され、
薬局が“薬を渡すだけの場所”から“患者さんに付加価値を提供する場所”へと変わりつつあります。
店舗での指導・説明で終わらない、薬局・薬剤師による“その後”のサポートは、今後ますます重要視されていくと考えられます。

*感想*
薬局で服薬のフォローが義務化されていたんですね。

以上です。

2020年10月26日月曜日

米FDA:レムデシビルを承認【No.256】

 今日の気になる医療ニュースです!


【米FDA、レムデシビルを承認 新型ウイルス治療薬として初】

*紹介*
アメリカの食品医薬品局(FDA)は22日、抗ウイルス薬「レムデシビル」を
新型コロナウイルス感染症COVID-19の初の治療薬として承認したというニュース記事です。

*抜粋*
一方、世界保健機関(WHO)は先週、
レムデシビルに患者を生存させる効果はほとんどないか、全くないと発表している。
WHOは独自の研究に基づく見解だとしたが、
レムデシビルを製造する米ギリアドはこれを受け入れていない。

*感想*
先週WHOがほとんど効果ないか、まったくないということがニュースになっていたので
意外です。
なぜこんな違いがでるのか・・・(笑)

以上です。

2020年10月23日金曜日

看護師指名制度「また来てやリクエスト」【No.255】

 今日の気になる医療ニュースです!


【看護師指名制度「また来てやリクエスト」】

*紹介*
2020年7月1日に保険外看護サービスを開始した、株式会社Super4が運営するYOUR NURSEは、
リピーターの利用者を対象にしたフリーランス看護師への指名制度「また来てやリクエスト」を
新たにスタートいたします。
利用者にとっても、登録看護師にとっても嬉しい、満足度の高いマッチングを目指したサービスです。

*抜粋*
利用者様からサービスのご依頼をいただいた際に、
YOUR NURSEが看護師への指名リクエストをお伺いし、
そのリクエストを該当登録看護師にお伝えし仕事の打診をいたします。
指名された登録看護師から仕事へ応募があった場合は、優先的にマッチングをさせ、
利用者様の希望に添った看護を叶えます。
 
利用者様が心を許せる顔なじみの看護師に「また来てや」と気軽に声をかけられるような仕組みによって、
継続利用時の安心感向上とコミュニケーションの円滑化を目指しています。
通常、保険適用の訪問看護や入院時の際には看護師の指名は受け付けていない施設が多く、
保険外看護ならではのサービスとなります。

*感想*
フリーランスの看護師が存在するんだ!というのと、
保険外看護というのもあるんだ!とすごい面白いサービスだと思いました。

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【注目ニュース】

以上です。

2020年10月22日木曜日

厚労省:新型コロナで妊娠の届け出が激減【No.254】

 今日の気になる医療ニュースです!


【厚労省:新型コロナで妊娠の届け出が激減】

*紹介*
新型コロナウイルス感染症が本格化した今年(2020年)4-7月における妊娠届け出数を、
前年同月と比べると、▼4月:0.4%減▼5月:17.1%減▼6月:5.4%減▼7月:10.9%減—
と大きく減少している—。というニュース記事です。

*抜粋*
新型コロナウイルス感染症の流行後に、
妊娠の届け出数が明らかに減少していることが分かります。
2019年度に何らかの特殊事情があった可能性もあることから、
2018年度と20年度を比較しても同様の傾向が出ていることを確認できます。

緊急事態宣言下の「特定警戒都道府県」とは異なっており、
妊娠届出数の減少に関与する他の要員についての分析も待たれます

*感想*
93.3%がの妊婦が妊娠11週目までに届け出を行っているとのことです。
ただ、届け出の件数による%なので、妊娠可能人口などのを用いてない数字なので、
少子高齢化による減少分も含まれているように思いました。

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【注目ニュース】

以上です。

2020年10月21日水曜日

米国HIPAA規則改正にみる、医療プロセスのDX推進と個人健康記録保護のバランス【No.253】

 今日の気になる医療ニュースです!


【米国HIPAA規則改正にみる、医療プロセスのDX推進と個人健康記録保護のバランス】

*紹介*
米国のPHRの将来を左右するプライバシー規則改正動向を取り上げたニュース記事です。

*抜粋*
医療DX/デジタルヘルスにおけるイノベーションと法規制のバランスの観点から、2020~2021年にかけて、米国のPHRを巡る個人情報保護規制の動向が注目されている。
北米市場において医療機器/デジタルヘルス事業を展開する日本企業にも、大きな影響が及ぶのは確実だ。

*感想*
PHR関連の法整備を進める中コロナが発生したけど、
法整備を進めているところが印象強いです。
日本では、法整備を進める厚生労働省の活動班はストップしていたかと思うので、、、

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気になるニュース

以上です。

2020年10月20日火曜日

社保審・医療保険部会 :マイナンバーカードの保険証利用【No.252】

 今日の気になる医療ニュースです!


【 社保審・医療保険部会 :マイナンバーカードの保険証利用で、患者サイドにもメリット】

*紹介*
10月14日に開催された社会保障審議会・医療保険部会の内容で、
マイナンバーカードの保険証利用で患者サイドにもメリットがあるが、
医療機関・患者側共に申し込みが進んでない点などに関して書かれてた記事です。

*抜粋*
1 カードリーダー申し込み医療機関は14.5%にとどまる
2 マイナンバーカードの保険証利用で、より安全・有効な医療を受けられるメリット
3 マイナンバーカードの保険証利用で、「高額療養費」の活用も容易に
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なお、マイナンバーカードの「保険証利用」手続きが完了している人は、マイナンバーカード保有者の4.4%にとどまっており、この点についても「さらなるPRの強化」が待たれます。

*感想*
あまりメディアで取り上げられていない印象です。
(あまりテレビ見ないのでなんとも言えないですが、ネットニュースでもあまり見かけてない?)
個人的には、自分のマイナンバーカードを保険証利用するには、
手続きがいるということを知らなかったです。

以上です。

2020年10月19日月曜日

東芝:次世代の暗号技術 国内外で事業化へ【No.251】

 今日の気になるニュースです!


【東芝: “解読されない” 次世代の暗号技術 国内外で事業化へ】

*紹介*
「量子暗号通信」と呼ばれる解読されない次世代の暗号技術を
東芝が来年度、日本や欧米で事業化することを正式に発表しましたというニュース記事です。

*抜粋*
インターネットなどの通信では、さまざまなデータが暗号化されてやり取りされていますが、
スーパーコンピューターよりもはるかに高い計算能力を持つ「量子コンピューター」が
本格的に使われるようになると、
いま使われている暗号は簡単に解読されてしまうおそれがあります
このため今後は民間のビジネスだけでなく、
国の安全保障の面からも機密性の高い情報を守るため、量子を使った絶対に解読されない
「量子暗号通信」が欠かせないとされていて、
東芝では2035年には世界の市場規模が2兆円を超えると見込んでいます。

*感想*
コロナの対応で日本の役所仕事などのITがとてもとても遅れてると感じたので
国がオンライン化を進めていくことで便利になる反面、セキュリティ的な不安はやっぱりありますよね。

2020年10月16日金曜日

世界5大医学雑誌Lancet:「世界の疾病負荷研究」の報告書を発表【No.250】

 今日の気になる医療ニュースです!


【世界5大医学雑誌Lancet:「世界の疾病負荷研究」の報告書を発表】

*紹介*
米国ワシントン大学保健指標・保健評価研究所(IHME)を中心に、
152の国や地域の大学、研究所、政府機関が参加する共同研究「世界の疾病負荷研究」では、
COVID-19の重症化や拡大に影響を与える公衆衛生や慢性疾患の状況を世界的に調査し、
その研究成果を取りまとめ、学術論文として、10月16日発行の世界5大医学雑誌Lancetに掲載されるというニュース記事です。

*抜粋*
  • 世界でも類を見ない包括的な枠組みとして、204の国や地域にて、286の死因、369の疾病や傷害と87のリスク要因を分析する世界的研究を実施。2019年の状況を明らかにし、COVID-19が重症化しやすい基礎疾患(糖尿病、心不全、呼吸器疾患など)への備えが十分であったかを調査した。
  • その結果、慢性疾患が世界的に蔓延していること、さらには、予防可能なリスク要因を抑制すべき公衆衛生が機能していないことが原因で、COVID-19のような急激な衛生緊急事態に対して脆弱な状況が続いていることが明らかになった。
  • このことは、慢性疾患、社会的不平等とCOVID-19が重なって起きている世界的シンデミック(貧困のような社会的要因と様々な伝染病の相乗的な作用)に緊急に取り組むこと、それにより、より盤石な公衆衛生システムを確立しつつ、人々の健康を向上させることが必要であることを示している。これを実現できれば、世界各国が将来のパンデミックの脅威に対してより弾力的に対処できるようになる。

*感想*
COVID-19の重症化への影響因子が書かれているのかと思いましたが、違いましたね。
COVID-19においては、肥満、糖尿病や循環器疾患など、本研究の対象となるリスク要因と非感染性疾患(NCD)の多くが、重症化リスクと死亡リスクの上昇に関係することがわかっています。そのため、慢性疾患、社会的不平等とCOVID-19が重なって起きているシンデミックに対処する緊急対策を行う必要があることを強調します。

以上です。

2020年10月15日木曜日

スマート医療秘書:紙カルテをご利用中のドクターをサポート【No.249】

 今日の気になる医療ニュースです!


【医療ICT:診察中の会話から所見やバイタルデータ、オーダーなどをスプレットシートに転記】

*紹介*
kanata株式会社は、スマート医療秘書=kanata!=の機能追加にて、
紙カルテをご利用中のドクターのカルテへの入力や転記作業の効率化を
サポートいたしますというニュース記事です。

*抜粋*
一般診療所における電子カルテの普及率は年々高まっておりますが
医療施設調査(厚生労働省)によると平成29年における一般診療所の電子カルテ普及率は
41.6%(42,167/101,471)で、半数以上が電子カルテ未導入となります。
紙カルテをご利用されるドクターの方への業務の効率化をサポートができる様に、
スマート医療秘書=kanata!=の機能を追加致しました。

*感想*
実はこのサービスを【No.238】でも取り上げていまして、
その時は、電子カルテに音声入力だったのですが、
今回の機能追加で、紙カルテ使用者向けに、音声認識→オーダー発行・プリンター出力ができるようです。
個人的に気になったのは、抜粋した部分で、ちょっと前の調査結果ですが
電子カルテの普及率って一般診療所ではこんなものなんだと思いました。
データが古いから?と、最新の情報を調べてみると・・!
これもまた衝撃(笑)

以上です。

2020年10月14日水曜日

ヒトが進化している証拠?前腕に動脈を3本【No.248】

 今日の気になる医療ニュースです!


【ヒトが進化している証拠?前腕に動脈を3本】

*紹介*
ヒトは現在も独自に進化し続けている----。
オーストラリアの研究チームがこれを示唆する研究成果を明らかにしたというニュース記事です。

*抜粋*
正中動脈は、前腕や手に血液を供給する主血管であり、
ヒトの初期発生で形成されるが、妊娠8週あたりで退歩し、
橈骨(とうこつ)動脈と尺骨(しゃくこつ)動脈がこの役割を担うようになる。
このため、ほとんどの成人には正中動脈がないが、19世紀後半以降、
成人になっても正中動脈を保持している人が明らかに増えていることがわかった。

*感想*
面白いニュースですね、他にも個人差が大きい解剖学的構造はあると思うのですが、
今後は、CTやMRIなどから研究ができそうですね。

以上です。

2020年10月13日火曜日

連載記事・医療データは誰のモノ【No.247】

 今日の気になる医療ニュースです!


【連載記事・医療データは誰のモノ】

*紹介*
とPHRについてまとまって書かれている記事です。

*抜粋*
編集長のコメント 
「日本経済は低迷し、コロナ禍で大きな財政支出もある中で、社会保障財源は果たしてもつでしょうか。私は自分の健康に自己責任をもたざるをえない世の中に必ずなると思います」


*感想*
PHRについて議論が増えたり、アプリの拡大が進んでいるようです。

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【その他ニュース】


以上です。

2020年10月12日月曜日

コロナ・インフル同時流行への対応【No.246】

 今日の気になる医療ニュースです!


【コロナ・インフル同時流行への対応】

*紹介*
新型コロナウイルスとインフルエンザの同時流行が懸念される中、
厚生労働省は、発熱患者の診療や検査ができる診療所などを
今月中に都道府県を通じて指定する方針で、
一方、これまでに指定した数については不十分として都道府県に指定先を確保するよう呼びかけていますというニュース記事です。

*抜粋*
発熱した患者は原則、保健所などに相談し、「新型コロナウイルスへの感染の疑いがある」と
判断された場合に医療機関を紹介されて検査を受けていました。
しかし、インフルエンザの流行で発熱患者が急増すると保健所などに負担が集中することから、
厚生労働省は発熱患者を診療して、新型コロナウイルスと両方の検査ができる診療所などを
「診療・検査医療機関」に指定するよう先月、都道府県に通知しました。

*感想*
コロナの国内新規感染者数は、10月11日で1日437人とのことですが、
報道のされ方が全く変わったことで、人数が全然気にならない今日このごろです。
インフルとの同時流行でまたどうなっていくのか。。。

以上です。

2020年10月9日金曜日

「オンライン診療」時限的措置 原則恒久化で調整へ【No.245】

 今日の気になる医療ニュースです!


【 政府 :「オンライン診療」時限的措置 原則恒久化で調整へ 】

*紹介*
「オンライン診療」について政府は、新型コロナウイルス対策として認められている
時限的な措置を、感染の終息後も原則、恒久化することで調整を進める方針で、
厚生労働省が認められる診療の範囲などについて、具体的な検討に入ることになりました
とのニュース記事です。

*抜粋*
インターネットを使って患者の診療を行う「オンライン診療」について政府は、
新型コロナウイルスの対策としてことし4月から時限的な措置で初回の診療から認めていて、
菅総理大臣は、恒久化に向けた検討を進めるよう田村厚生労働大臣に指示しています。

*感想*
初診からのオンライン診療が恒久化を目指してるとのことで
医師会は時限な措置と強く主張していたのでどうなっていくのかですね。

以上です。

2020年10月8日木曜日

ノーベル化学賞「ゲノム編集」新手法開発【No.243】

 今日の気になる医療ニュースです!


【ノーベル化学賞「ゲノム編集」新手法開発】

*紹介*
今年のノーベル化学賞に、生物の遺伝情報を自在に書き換えることができる
「ゲノム編集」の新たな手法を開発したドイツの研究機関とアメリカの大学の研究者2人が選ばれましたというニュース記事です。

*抜粋*
「CRISPRーCas9」とは
「CRISPRーCas9」とは生物の遺伝情報であるゲノムを編集する手法の1つで、
世界の多くの研究者に使われています。
「CRISPR」はある特定のDNA配列のことです。「Cas9」はDNAを切断する酵素です。
このゲノム編集では「CRISPR」をもとに切断したい部分にとりつくいわば目印となる配列を作ります。
この目印となる配列をめがけて、「Cas9」が到達し、DNAを切断します。
これまでにもゲノム編集の技術はありましたが、「CRISPRーCas9」によって、
正確かつ簡単にねらった部分を切ったり、別の遺伝子を入れたりすることが可能になり、
多くの分野で使われるようになったほか、研究のスピードが劇的に速くなったとされています。

*感想*
生化学的にしっかりめに書かれている記事↓
人間の倫理観に関する記事

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【その他注目ニュース】


以上です。

2020年10月7日水曜日

抗原検査キット開発開始=15分以内で判定【No.242】

 今日の気になる医療ニュースです!


【富士フイルム:高感度で迅速な新型コロナウイルスの抗原検査キットの開発を開始

*紹介*
富士フイルム(株)が新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)抗原検査キットの
開発を開始したというニュース記事です。

*抜粋*
抗原検査は,迅速に検査を実施でき,その場で結果を確認できるというメリットがあるが,
PCR検査に比べて感度が低く,その高感度化が求められている。
富士フイルムは,2011年から独自の「銀増幅イムノクロマト法」を用い,
インフルエンザなどの感染症を対象とした「感染症迅速検査装置」および専用試薬を販売している。
発生初期などのウイルスや細菌の量が少ない状態でも検出でき,
15分以内と短時間で判定結果が得られる高感度な抗原検査システムとして,多数の医療機関で使用されている。

*感想*
PCRではなく検査キットになり広く提供されるようになると精度も安定するしよいですね。
また、開発開始でこんなに大きくニュースがでるのは、かなり確度の高い話で、
抗原を検出できる抗体さえあればサッとキットにできる感じなんですかね。

以上です。

2020年10月1日木曜日

がん「光免疫療法」年内にも使用可能 【No.241】

 今日の気になる医療ニュースです!


【 楽天メディカル :がん「光免疫療法」年内にも使用可能】

*紹介*
楽天グループの楽天メディカルは29日、国内で承認を取得した
新規がん治療法「光免疫療法」について年内にも国内の医療現場で
使用できる可能性があると明らかにしたというニュース記事です。

*抜粋*
光免疫療法はがん細胞に結合する抗体医薬とレーザー光を組み合わせ、
がん細胞を破壊する治療法。
米国立衛生研究所(NIH)の小林久隆氏が開発した。
これまでの臨床試験(治験)では顔や首の周辺にできる再発性の頭頸部(とうけいぶ)がんの4割で、
がん細胞が縮小したり消失したりする効果が確認されている。  

*感想*
楽天は楽天メディカルという医療系の企業ももっていることをこのニュース記事で知りました。

以上です。

持久力、認知機能、ドーパミンを反映し得る自発性瞬目率の関係性【No.303】

  今日の気になる医療ニュースです! 【持久力、認知機能、 ドーパミンの働きを反映し得る自発性瞬目率の3者関係性を明らか に】 ニュース記事 *紹介* 筑波大学は2月1日、自発性瞬目率と持久力、 前頭前野が司る認知機能(実行機能) の3者の関係について、若齢男性を対象に調査した結...