今日の気になる医療ニュースです!
【厚労省:2020年度の医療機関立入検査:線量管理・
*紹介*
厚生労働省は9月3日に、通知
「 医療法第25条第1項の規定に基づく立入検査要綱の一部改正につ いて」および
「 令和2年度の医療法第25条第1項の規定に基づく立入検査の実施 について」を示したという
ニュース記事です。
*抜粋*
今般の通知は、今年度(2020年度)の立入検査における重点事項を示すものです。医療機関サイドは「 通知で示された重点事項について、 適切な管理がなされているのかを事前に自己点検しておく」 ことが重要となります。
まず、立入検査要綱の一部改正通知を見ると、大きく次の3点の見直しが行われています。
(1)「診療放射線に係る安全管理体制」の確認を追加する
(2)「病院におけるアスベスト(石綿)対策」の確認を追加する
(3)「オンライン診療の適切な実施」がなされているかの確認を追加する
*感想*
2019年度から立入検査におけるポイント・ 重点項目に大きな見直しはありませんとのことですが、
特に気になったことが以下の部分です。
(1) 「診療放射線に係る安全管理体制」の確認について
医療機関には、 求められていることと立入検査の際の確認内容が示されています。
[求められること]
・患者が他医療機関受診時に活用できるよう、 被曝線量記録を患者に提供する
[確認項目]
・放射線を受ける者の被曝線量の管理・記録、 その他の診療用放射線の安全利用を目的とした改善のための方策( 線量管理、線量記録、情報等の収集と報告)を実施しているか
とのことです。線量管理を求める病院が増えたり、
患者に提供や説明できるような形のアウトプットが求められていき そうですね。
以上です。
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