2020年9月24日木曜日

3次元オンライン診療システム「ホロメディスン」を開発【No.237】

 今日の気になる医療ニュースです!


【順大:3次元オンライン診療システム「ホロメディスン」を開発】

*紹介*
順天堂大学は9月17日、世界初(同大調べ)となる3次元オンライン診療システム
「Holomedicine(ホロメディスン)」を開発したと発表したというニュース記事です。

*抜粋*
研究では、遠隔地にいる患者の3次元動作情報を、マーカレス3次元モーションスキャナー(Kinect v2)を
用いてリアルタイムでスキャンし、離れた場所にいる医師のもとに3次元動作情報を
複合現実(Mixed Reality)として実現するヘッドマウントディスプレイ(HoloLens)を介して再構築し、
まるで患者が目の前にいるかのように診察できる双方向性3次元オンライン診療システム「Holomedicine(ホロメディスン)」を開発した。
ホロメディスンとは、ホログラムとテレメディスンから命名したもの。
同システムではヴァーチャルリアリティ(VR)ではなく、
現実とヴァーチャルを融合した複合現実を用いることで、患者も医師も、お互いのいる環境に相手が来て、
対面しているかのように見ることができる。また、音声通話機能も搭載しているため、
同システムのみで診察を完了することができる。  

*感想*
ポストコロナを見据えた未来のオンライン診療の可能性を広げる
大きな一歩になると考えられるものとあり、その通りだと思いました。
本当に対面しているかのようにやり取りできるのであれば、
オンライン化された様々なことへの展開も期待できますね。

以上です。

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